2024.03.11
フォークリフトオペレーターの業務を倉庫内で行う場合は、以下のいずれかの資格が必要です。 ・フォークリフト運転特別教育修了 ・フォークリフト運転技能講習修了+試験合格 ただし、公道を走行する場合は、上記資格に加え運転免許が必要です。 必要な免許はフォークリフトのサイズにより異なります。 使用するフォークリフトが小型特殊自動車(小特)の場合は、以下のいずれかの免許が必要です。 ・小型特殊免許 ・普通免許 ・二輪免許 ・大型免許 ・大型特殊免許 使用するフォークリフトが新小型特殊自動車(新小特)か大型特殊自動車(大特)の場合は、大型特殊免許が必要です。 いずれにせよ、大型特殊免許があれば、どのサイズでも公道を走行できます。 今回は2種類の講習と大型特殊免許について詳しく解説します
1つ目はフォークリフト運転特別教育 修了です。 フォークリフト運転特別教育を受けると、最大荷重1トン未満のフォークリフトを運転できます。 講習内容は大まかに以下のとおりです。 ・走行に関する装置の使い方 ・荷役に関する装置の使い方 ・力学に関する知識 ・関係する法令知識 ・走行や荷役の実務操作 荷役とは荷物の積み込みや積み下ろしを行うことです。 なお、修了試験はなく、講習を受け修了証明書を発行するとフォークリフトを運転できます
18歳以上であれば、誰でも受講可能です。 普通免許やそのほかの資格は必要ありません。
最短2日間の講習で取得でき、内訳は以下のとおりです。 学科講習:6時間 実技講習:6時間 取得に掛かる費用の相場:15,000円〜20,000円前後
2つ目はフォークリフト運転技能講習です。 フォークリフト運転技能講習を受け、試験に合格すると、最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転できます。 講習内容は、特別教育とさほど変わりません。 ただし、走行の操作講習が20時間あり、実務的な操作を重点的に学びます
18歳以上であれば、誰でも受講可能です。 ただし、すでに自動車免許や特別教育を受けているなどの場合は、一部講習が免除されます。
最短5日間の講習で取得でき、内訳は以下のとおりです。 ・学科講習:11時間 ・実技講習:24時間 上記の時間は免許・資格を保有しておらず、講習が免除されていないケースです。 保有している免許や経験ごとの講習時間は以下のとおりです。
もしくは、普通・準中型・大型・大型特殊(限定あり)を保有かつ特別教育修了後、3ヶ月以上の実務経験
取得に掛かる費用の相場:30,000円〜50,000円前後
3つ目は大型特殊自動車運転免許です。 すでに特別教育もしくは技能講習を修了している場合、大型特殊自動車運転免許を取得すると、公道でフォークリフトを運転できます。フォークリフトだけでなく、クレーン車やブルドーザー、ショベルカーなども対象です。 そのため、輸送業のみならず、土木や建築、農業など幅広い業界で重宝される資格です。
18歳以上であり、視力や聴力など一定以上の身体条件を満たしている必要があります。 教習所によっては、普通免許または中型免許を保有していなければならない場合もあります。
取得に掛かるまでのおおよその時間(日数)
・教習所の場合:最短14日〜 ・合宿免許の場合:最短5日〜
・教習所の場合:9万円前後〜 ・合宿免許の場合:8万円前後~
運転免許を取得していない方は18万円〜28万円前後です。
フォークリフトオペレーターに必要な資格には、取得支援制度があります。 主に以下の2つです。 ・教育訓練給付金制度 ・企業の資格取得支援制度
1つ目は教育訓練給付金を活用することです。 教育訓練給付金とは、雇用を安定させるために、新しいスキルの習得を支援する制度です。 厚生労働大臣が指定する教育訓練に限り、講座受講料の20%〜70%が支給されます。 給付金を受けられる対象者は原則以下のとおりです。 ・在職中かつ雇用保険に加入している ・過去に教育訓練給付金を受けたことがない 雇用保険に加入していない場合は、原則離職後1年以内である必要があります。 また、教育訓練給付金を過去に受けていた場合は、受講開始日以降で、雇用保険御加入期間が3年以上なければなりません
2つ目は企業の資格取得支援制度で取得することです。 会社によっては福利厚生の一環として、フォークリフトの資格取得支援をしています。 未経験で入社する場合は、この支援を利用することで、安価に資格を取得できます。 ただし、具体的な支援額や内容は会社により異なるため、事前に確認しなければなりません
今回はフォークリフトオペレーターの資格について解説しました。 倉庫や工場内でフォークリフトを運転するためには、以下の資格のいずれかが必要です。 ・フォークリフト運転特別教育修了 ・フォークリフト運転技能講習修了+試験合格 フォークリフトを公道で走行させるには、自動車免許も必要です。 フォークリフトオペレーターを目指す方は、必要となる資格を把握したうえで、希望の求人を探してみてください。
ドライバー職で必要な免許と種類①
ドライバー職で必要な免許と種類②
2024.03.05
2024.03.17
愛知県名古屋市を中心にトラック運転手などの求人を取り扱っている「エヌドライブエージェント」はドライバー求人専門の人材紹介会社です。 ドライバー転職を考えている方に向けてのお役立ち情報を配信中。資格や免許がない未経験者大歓迎の取得費用を負担する会社の特集など。
© N DRIVE AGENT
営業時間/8:30~17:30(月~土)
フォークリフトオペレーターを目指している方は、以下のような疑問をお持ちではありませんか。
「フォークリフトオペレーターになるためにはどのような資格(免許)が必要なのか」
「資格(免許)の取得は難しいのか。どれほどの期間で取得できるのか」
「フォークリフトオペレーターになるうえで免許補助のような制度はあるのか」
本記事ではこのような疑問を解消するとともに、フォークリフトオペレーターに必要な資格(免許)について解説します。
フォークリフトオペレーターに必要な資格
フォークリフトオペレーターの業務を倉庫内で行う場合は、以下のいずれかの資格が必要です。
・フォークリフト運転特別教育修了
・フォークリフト運転技能講習修了+試験合格
ただし、公道を走行する場合は、上記資格に加え運転免許が必要です。
必要な免許はフォークリフトのサイズにより異なります。
使用するフォークリフトが小型特殊自動車(小特)の場合は、以下のいずれかの免許が必要です。
・小型特殊免許
・普通免許
・二輪免許
・大型免許
・大型特殊免許
使用するフォークリフトが新小型特殊自動車(新小特)か大型特殊自動車(大特)の場合は、大型特殊免許が必要です。
いずれにせよ、大型特殊免許があれば、どのサイズでも公道を走行できます。
今回は2種類の講習と大型特殊免許について詳しく解説します
フォークリフト運転特別教育 修了
1つ目はフォークリフト運転特別教育 修了です。
フォークリフト運転特別教育を受けると、最大荷重1トン未満のフォークリフトを運転できます。
講習内容は大まかに以下のとおりです。
・走行に関する装置の使い方
・荷役に関する装置の使い方
・力学に関する知識
・関係する法令知識
・走行や荷役の実務操作
荷役とは荷物の積み込みや積み下ろしを行うことです。
なお、修了試験はなく、講習を受け修了証明書を発行するとフォークリフトを運転できます
取得条件
18歳以上であれば、誰でも受講可能です。
普通免許やそのほかの資格は必要ありません。
取得に掛かるまでのおおよその時間(日数)
最短2日間の講習で取得でき、内訳は以下のとおりです。
学科講習:6時間 実技講習:6時間
取得に掛かる費用の相場:15,000円〜20,000円前後
フォークリフト運転技能講習 修了
2つ目はフォークリフト運転技能講習です。
フォークリフト運転技能講習を受け、試験に合格すると、最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転できます。
講習内容は、特別教育とさほど変わりません。
ただし、走行の操作講習が20時間あり、実務的な操作を重点的に学びます
取得条件
18歳以上であれば、誰でも受講可能です。
ただし、すでに自動車免許や特別教育を受けているなどの場合は、一部講習が免除されます。
取得に掛かるまでのおおよその時間(日数)
最短5日間の講習で取得でき、内訳は以下のとおりです。
・学科講習:11時間
・実技講習:24時間
上記の時間は免許・資格を保有しておらず、講習が免除されていないケースです。
保有している免許や経験ごとの講習時間は以下のとおりです。
もしくは、普通・準中型・大型・大型特殊(限定あり)を保有かつ特別教育修了後、3ヶ月以上の実務経験
取得に掛かる費用の相場:30,000円〜50,000円前後
大型特殊自動車免許
3つ目は大型特殊自動車運転免許です。
すでに特別教育もしくは技能講習を修了している場合、大型特殊自動車運転免許を取得すると、公道でフォークリフトを運転できます。フォークリフトだけでなく、クレーン車やブルドーザー、ショベルカーなども対象です。
そのため、輸送業のみならず、土木や建築、農業など幅広い業界で重宝される資格です。
取得条件
18歳以上であり、視力や聴力など一定以上の身体条件を満たしている必要があります。
教習所によっては、普通免許または中型免許を保有していなければならない場合もあります。
取得に掛かるまでのおおよその時間(日数)
・教習所の場合:最短14日〜
・合宿免許の場合:最短5日〜
取得に掛かる費用の相場
・教習所の場合:9万円前後〜
・合宿免許の場合:8万円前後~
運転免許を取得していない方は18万円〜28万円前後です。
フォークリフトオペレーターに必要な資格をお得に取得する方法
フォークリフトオペレーターに必要な資格には、取得支援制度があります。
主に以下の2つです。
・教育訓練給付金制度
・企業の資格取得支援制度
職業訓練学校で取得する
1つ目は教育訓練給付金を活用することです。
教育訓練給付金とは、雇用を安定させるために、新しいスキルの習得を支援する制度です。
厚生労働大臣が指定する教育訓練に限り、講座受講料の20%〜70%が支給されます。
給付金を受けられる対象者は原則以下のとおりです。
・在職中かつ雇用保険に加入している
・過去に教育訓練給付金を受けたことがない
雇用保険に加入していない場合は、原則離職後1年以内である必要があります。
また、教育訓練給付金を過去に受けていた場合は、受講開始日以降で、雇用保険御加入期間が3年以上なければなりません
企業の資格取得支援制度で取得する
2つ目は企業の資格取得支援制度で取得することです。
会社によっては福利厚生の一環として、フォークリフトの資格取得支援をしています。
未経験で入社する場合は、この支援を利用することで、安価に資格を取得できます。
ただし、具体的な支援額や内容は会社により異なるため、事前に確認しなければなりません
まとめ
今回はフォークリフトオペレーターの資格について解説しました。
倉庫や工場内でフォークリフトを運転するためには、以下の資格のいずれかが必要です。
・フォークリフト運転特別教育修了
・フォークリフト運転技能講習修了+試験合格
フォークリフトを公道で走行させるには、自動車免許も必要です。
フォークリフトオペレーターを目指す方は、必要となる資格を把握したうえで、希望の求人を探してみてください。